MA MAISONは
仏語で“私の家”。
私の家に招かれたような気持ちで
ゆったりとお過ごしください
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冬がやってきました。カレンダーもあと残すところあと一枚。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、冬もなかかよい景色を見せてくれますが、家の中で時間を紡いでいくのも良いところ。雪国では外に出ることもままならないので、“冬籠り”と称して、手仕事など籠ってできることをしたそうです。本好きなわたしとしては、やはり書物をご紹介したくなります。
先日のこと、奈良井宿では朝も早くからおばあちゃんたちが楽しくおしゃべりをしていました。実はイタリアの中世の名残りがある街にはそんな様子が今でもあり、見知らぬ人とも挨拶し、知人ならそれだけではすまないそうです。
広場には並ぶ順番も毎日決まっている初老の男性陣がいるとか。奈良井で見た光景もまさにそれ。何を話しているかまでは聞こえませんが、その初老の人たちはなんと若い時の恋愛談義をしているとか、さすがイタリア!
イタリアは一つにまとまる150年前までは小さな国がたくさん集まった地域でした。
わかりやすくまとめられていて子どもと見ても楽しいのはコチラ
『イタリアの丘の町』 古山浩一 文/絵
月刊たくさんのふしぎ 2025年12月号 福音館書店
実際に訪ね歩いた気になれるのがコチラ
『モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語』 内田洋子 文春文庫
本の行商人が昔いました。イタリアの山奥の人が本を売り歩く、籠いっぱいの本を担いでイタリア中を旅する、その人たちの歴史を辿るようなゆっくりとした時間が流れます。
当家もアンティークのものが多く、古くからあるものに囲まれて寛いでいただけるようにと設えています。どうぞ、暖まりに当家にいらしてください。お待ち申し上げております。
当家主
